Stuff Column

2003年01月11日

013:ぷぅ(プログラマ)

「電動キックスケーター」

電動キックスケーターというものをご存知だろうか?
一昔前に流行ったキックスケーターにモーターを付けたやつで、これが今ちょっとしたブームになっている(かもしれない)。最近では色々な種類が出回り、街中でも時々見かけるようになった。特にここ大鳥居近辺は坂が全くないので、自転車や電動キックにとっては天国のような場所だ。

ところで、おいらが持ってるのは「FX-1」というやつで、最高速度は17km/h位だ。アクセルレバーを握り、時速4km/hまで足で蹴って加速すると、あとはモーターがアシストしてくれる。
ただ、この時速4km/hまで足で蹴るというのがつらい。しかもモーターはON/OFFにしかならないから、ゆっくり走ることができない。そこで、早速改造してみることにした。アクセルレバーを握ったり離したりすることでモーターを制御しようというのだ。本当はアクセルの握り具合で速度調節できればいいのだが、あいにく機械加工は敷居が高い。メカトロ研といってもおいらはプログラマ。やっぱりプログラムを書いてアクセルダブルクリックでしょう。ということで作ったのがこれ。


小さなAVRというCPUにCでプログラムを書き、FETで高速にモーターをON/OFFさせてコントロールする。回路図はフリーのEAGLEというソフトで描き、基板はOLIMEXというブルガリアの会社に発注。最近では、Webにも情報がいっぱいある。本当にいい世の中になったものだ。
早速試運転。いい感じだ。色々プログラムを変更して遊んでみる。こうなってくると、もっと欲が出て、スピードメーターやバッテリーの電圧計が欲しくなる。だんだん当初の目的を忘れ、他に何か作るものがないかな、と探している自分に気づく。
で、次に作ったのがこれ。


今度は表示用にもう一つCPUを付けて2つをシリアル通信。ディスプレイのスイッチを押すと、速度・走行距離・バッテリー電圧が表示される・・・

毎週のように秋葉原に出かけ、部屋の机の上はハンダごてやら部品やらであふれかえり、妻には半分馬鹿にされたような目でみられ、家には何やら怪しげな宅配便が頻繁に届く。でもとても楽しい。

ご自慢のキック「FX-1」

ただ、これを書いている今、すっかり熱が冷めてしまっている。冬が来て寒くなり、自慢のキックにもめっきり乗らなくなってしまった。そう、すごく飽きっぽいのだ。

しばらく仕事に集中しよう・・・次のオモチャを見つけるまでは・・・
次回は、頼れる電気屋さん「MORI」です。お楽しみに。
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