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2003年01月27日

014:MORI(エレキ)

「ラリーが熱い!?」

増岡浩が「ダカールラリー」で総合優勝。日本人初のパリダカ2連覇達成しました。ラリーって日本人ドライバーと日本車が、常にトップ争いを繰り広げている数少ない自動車競技なのです。。


また昨年、北海道で「アジアパシフィックラリー選手権」の第4戦として、日本初の国際格式のラリーが開催され、群馬県、埼玉県、長野県では日本アルペンラリーが2年続けて開催されるなどWRC(ワールド・ラリー・チャンピオンシップ)が日本で開催される日もそう遠くはないでしょう。

ラリーというとやっぱり、「パリダカ(パリ~ダカールラリー)」、「WRC」など、山道をドリフトしながら駆け抜けていき、早さを競う競技でF1などと同じく観戦するモータースポーツの一つだと思います。
ここでは、そういった見て楽しむラリーではなくて実際に参加して楽しめるラリーを紹介しようと思ってます。

ラリーって?
まずは、ラリーについて少しだけ知っておきましょう。

ラリーは、公道を使用し速さを競うSS(スペシャルステージ)と正確さを競うラリー区間が設定され、トータルで順位が決まります。ラリーという競技にはSSという速さを競う区間と正確さを競うラリー区間が混在しているのですが、その割合によって特色が出ます。まず、SSという早さを競う区間がメインでラリー区間をつなぎにしているものは 国際格式と呼ばれドライバーの速く走るテクニックが要求されます。ラリー区間をメインにしてSSが少ないものは国内格式(計算ラリー等)と呼ばれています。

みなさんがテレビなどで見るラリーはSSメインの国際格式で行われているのですが、日本国内ではさまざまな理由でSSをメインにすることが難しいという事情があります。でも、最近では日本アルペンラリーやアジアパシフィックラリーの第4戦を北海道で開催したりと少しづつではありますが、日本国内でも国際格式ラリーが行われるようになってきました。



国内ラリー


国際格式ラリーは、一般人にはまず参加するチャンスはないので国内ラリーのお勉強です。


日本国内におけるラリーは以下のように分類できます。


  1.大学の自動車部主催のラリー(大学ラリー)


  2.JAF(日本自動車連盟)公認の地方格式の競技


  3.JAF公認の準国内格式以上の競技


国内格式ラリーは単に早さを競う競技ではなく、「リライアビリティ・ラン」と呼ばれる主催者の指定するコースを指定された平均速度で正確に走れるかを競う競技です。(SSを設定する場合もあります。)


このようなラリーを「計算ラリー」といいます。



リライアビリティ・ラン


もう少し具体的に説明しましょう。


014_1.gif まず、スタート前に「コース図」と「速度指示書」が渡されます。参加者には、どの道を通ってどこがゴールかは知らせれていませんので、この「コース図」に沿って走行していくのです。次に曲がる地点までの距離とその地点の簡単な絵が描かれています。紙に書かれたナビゲーションシステムみたいなものです。「速度指示書」は、パスコントロールポイント(PC)と呼ばれる速度変更地点とその地点からの平均速度を指示します。


PCは、道路標識(駐車禁止や落石注意など)や、看板などが指示されます。


この指示書を守って走行すればよいのです。簡単でしょ。



勝敗は?


コース上にチェックポイント(CP)という地点が数カ所あります。もちろん参加者には知らされていないので突然でてきます。コースと速度が決まっているのですから、CPを通過する時刻は決まっています。速度×距離=時間です。


その決まった時刻に通過できなかった場合、早くても遅くてもそのずれた時間分が減点されます。(1秒1点)


この減点の少ない車が勝ちということです。



参加してみると....


以外と指示書通りに走るのは難しいのです。なぜ?それは公道を使用しているからです。当たり前ですが、信号はあるし一般の車は走ってるし、60km/hで走行しろと言われても.....ということになるのです。もちろん交差点で曲がるにしても60km/hで曲がるわけにはいかないですから。


そういった時間のずれを修正しながら、知らない道をコース図通りに走っていると、修正する前にCPがでてきたりと簡単にはいかないのです。




SSについて少しふれておきましょう。国内では、JAF公認のラリーならSSがもうけられている場合があります。JAF公認のラリーはB級ライセンスが必要となりますので気軽に参加というわけにはいかないかもしれませんね。


SSは、簡単に言うと「とにかく速く走る」ステージです。ドリフトしながら(別にする必要はないです)ガンガン走っていけば良いのです。




高崎経済大学「三扇市民ラリー」(おすすめです。)


014_2.jpg 関東地区で開催される唯一の大学ラリーがこの「三扇市民ラリー」です。高崎経済大学体育会自動車部が開催するこのラリーは、毎年11月3日群馬県内にて開催され昨年で37回を数える伝統あるラリーなのです。


普通免許と車があれば誰でも参加でき、入賞したときの賞品も良い。(でも最近は、不景気なのでちょっと....協賛会社も大変のようです。)


しかも、「特別計測区間」がもうけられることがあり、ラリーの成績とは関係なく、教習所跡地を利用して楽しくSSをやりましょうというものです。これも、普通免許と車があれば参加できるのです。


私は、大学2年の時に初参加。10年以上の間、年間行事の一つとなっています。(仕事の都合で参加できなかったときも....)。


三扇市民ラリーは、いわゆる計算ラリー。コース図と速度指示書を渡されリライアビリティランを実行するのです。


大学主催のラリーでおもしろいのは、「速度指示書」。一般的には「横看板’SEGA’より35km/h」というように指示されるのですが、一部の速度指示がクイズになっていたりします。クイズと言うよりは「一般常識問題」ってかんじですね。漢字の画数とか、政治・経済、数学、化学、芸能、スポーツ・・・・・・・。路上の看板を利用してパズルをしたり。


私たちは、「参加するからには勝ちたい」ので、4人乗って参加します。真剣になればなるほど、車内は喧嘩が増えるのです。でも、それが楽しかったりもします。一応優勝経験もあるし、今年は3位入賞でした。


勝てなくても、じゃんけんが強い人は、表彰式の前にじゃんけん大会がありますので、たくさん賞品を持って帰ることができますよ


今年は、芸分社の「プレイドライブ(PD)」という雑誌が取材に来ていました。1月号に記載されています。(もう2月号がでているので見れませんね。)私のチームも3位入賞で写真が載ってます。


高崎経済大学のホームページでも今回のラリーの様子が報告されてますので、是非見てください。


最後に、もっと気軽にのんびりと楽しめるラリーを紹介しますね。


014_3.jpg さっきもでてきましたが、「プレイドライブ」という雑誌。月刊誌でその中に「PD QUIZZY MAP」というコーナーがあります。扱ってるコンビニが意外と少ないので本屋で探してみてください。


この「PD QUIZZY MAP」は、クイズラリーというもので、指定されたコース通りにドライブしながら、途中に設置されたCP間の距離を100m単位で当てるゲームです。距離だけでなく、コース途中にでてくるクイズの答えも点数の対象になります。クイズの多くは観光名所についての問題で、観光しながらラリーを楽しむ構成になっています。走行時間は全く関係ないので、途中でご飯食べたりのんびりドライブしながらラリーも楽しめる企画です。


今月(2月号)は、銚子から鹿島スタジアムまでの約110km千葉、茨城の観光をしながらクイズに答えていくのです。


コース図とクイズが記載されていますので順番にドライブしてクイズの答えを調べて、距離を測って。答えを応募して上位に入れば記念品がもらえたり、写真が記載されたり。


楽しいですよ。ラリーの基本もわかってくるのでのでこれを何度かチャレンジしてから高崎経済大学ラリーにエントリーしてみるのもいいと思います。



というわけで


モータースポーツとしてのラリーは、ライセンスも必要だし、なかなか気軽に参加できるものではないと思いますが、「三扇市民ラリー」や「PD QUIZZY MAP」などは普通免許さえ持っていれば気軽に楽しめるラリーです。特に「PD QUIZZY MAP」は、家族でドライブなんて時にもできるので、かなりおすすめです。これを読んでやってみようかなと思ってくれる人がいれば良いのですが....


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参考文献

     ●芸文社 プレイドライブ 1月号、2月号
  ●高崎経済大学のホームページ

次回は、インラインスケーター 「Cho」 さんです。
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